消えてしまいたい
四角い部屋 ただひとり
重い空気の中
何もできず ただそこに空気のように漂う
時間が止まったよう
窓の外からは 車の音や町の雑踏が聞こえてくるけれど
私一人別世界にいる
私一人世界から隔離されている
こんな広い世界で 私一人の存在なんて
無意味だろう
このままふっと消えてしまっても
きっと誰も気付かない
私一人くらい消えてしまっても
誰も悲しまない
きっと誰にも影響ないよ
ならいっそ
こんなに辛いくらいなら
こんなに辛いくらいなら
ふっと消えてしまいたい
ふっと消えてしまおうか
重苦しい空気
流れる涙
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私が生きてきた中で一番、精神的に辛かった大学生時代。
中学、高校と友達関係なかなかうまくいかなくて、
ぱっとしなくて
大学こそはエンジョイしようと、学校にサークルにバイトも頑張って
友達もたくさん作ろうと頑張ったけど、
場所が変わっても、私自身が何も変わらなくて、
人間関係などにまた苦しむ。
気合が入りすぎて、頑張りすぎて、好かれようと人の顔色を伺いすぎて、自分を繕いすぎて、
さらに自分を見失っていった。
頑張れば頑張るほど、
‶喪失感″
‶虚しい″
‶苦しい″
‶辛い″
心の底から信頼して、包み隠さず何でも相談できる人…なんていなかったし、
家族にも何て言って相談していいか分からない
どんどんと気持ちが落ち込んでいった。
あの時の辛く、苦しい、感覚
とても良く覚えています。